
一人暮らしをはじめると、部屋に居るのは、基本的に一人なので、住居侵入のうえ、窃盗、強盗などの犯罪に巻き込まれる危険性が上がる可能性があります。
自分の身は自分で守る必要性があります。特に女性の場合、男性と力比べをした時に勝つのは難しいことがほとんどなので、強盗などの被害にある危険性が高いです。女性の場合、思いっきり怪しい男性と2人っきりになるのは避けたいところです。
今回の記事では、犯罪から自分の身を守る方法を紹介していきます。
目次
住宅を対象とした侵入窃盗の手口別認知件数
2013年の警察庁統計資料「住宅を対象とした侵入窃盗の手口別認知件数」によると、留守中に侵入する空き巣が70.4%、就寝時に侵入する忍び込みが23.8%、在宅時に侵入する居空きが5.7%という結果になっています。住宅を対象にしている侵入窃盗といっても、留守にしている時だけに起こるのではなく、部屋の中にいる時にでも犯罪が起きている事に驚きます。全体の4分の1が在宅時に侵入されて犯罪が起きています。
以上の手口の割合によると、空き巣の対策が必要なことは、もちろん、部屋へ出入りをする時、部屋でくつろいでいる時にも注意をしている必要性がありますね。
犯罪者の多くは、ターゲットにする家やその周りの様子を確認するために下見を入念に行います。留守が多い、警戒心がないなどと思われないようにしっかりと、対策をしたり行動をしていきましょう。
下見をするのに、時間と手間がかかるので、プロの泥棒は、無職で時間がたっぷりとあるということでしょうかね。
部屋の出入りをする時の対策
犯罪者はマンション・アパートの入り口の物陰に潜んで、あなたの様子をうかがっている可能性があります。仕事や遊びから帰ってきたあなたと一緒に侵入するチャンスを狙っています。
周囲を観察してから住宅敷地に入る
アパート・マンションの敷地に入る前に、後ろなどを振り返り不審な人物がいないのを確認してから、敷地の中に入りましょう。部屋まで特定できなくても、住んでいる物件がストーカーやプロの泥棒にばれてしまうと、すぐに部屋まで特定されてしまうでしょう。
エレベーターに入る前や階段を昇る前にも後ろを振り返る
アパート・マンションの敷地に入る前と同様に、後ろを振り返り、不審な人物がいないのを確認してから、エレベーターや階段を使いましょう。
もし、不審な人物がいたら、一度、コンビニにいったり、歩くスピードをあげて、相手を振り切り、少し道をうろうろしてから再度、自宅に戻りましょう。警戒心が強いと相手に思わせることができれば、本当に異常なストーカー以外は、手を引くでしょう。
部屋に入る前にインターホンを鳴らす
部屋に入る前に同居人がいると思わせるために、部屋のドアを開ける前に、インターホンを鳴らしてから、部屋に入るようにしましょう。同居人が住んでいると思わせることができれば、就寝時に侵入する忍び込み、在宅時に侵入する居空きを防ぐことができます。
部屋に入ったら、すぐに鍵をかける
帰宅後は、すぐにドアのカギをかけましょう。カギが開いていると、あっさりと部屋の中に侵入されてしまいます。相手が女性だとわかると、躊躇なく、ドアをあけて強盗をする危険な人物もいます。
地域によっては、強盗が増えているので、在宅時であっても、カギをかけるよう警察が呼びかけている所もあります。
部屋でくつろいでいる時の対策
犯罪者は、あなたが部屋でくつろいでいようとも、おかまいなしに部屋に侵入してくることもあります。通常、在宅時に侵入する犯罪者は武装しています。「下の階の者ですが、洗濯物(あるいは郵便物など)が落ちてきましたよ」と言葉巧みにドアを開けさせ、室内に侵入しようとします。
窓を開ける時は、外の様子を確認して開ける
窓を開ける時は外に不審な人物がいないか、ざっと確認してから開けるようにしましょう。
1階の部屋の窓を開ける時は、特に注意したいですが、2階以上であったとしても侵入しようとする相手に遭遇する可能性もあります。2階以上であっても、念の為、窓を開ける前に外の様子を確認するようにしましょう。
必ずドアスコープ・モニター付きインターホンで相手と用件を確認する
一人暮らしをしているとインターホンにも自分で対応しないといけません。不審なインターホンに対応する前にドアスコープやモニター付きインターホンで相手を確認しましょう。訪問販売・勧誘の対応には居留守が一番です。犯罪者が在宅か不在かを確認するためにインターホンを鳴らす場合もあります。
犯罪とは関係なく、事前に訪問販売の断り方を考えておくことも重要です。
>>訪問販売経験者が教える訪問販売・勧誘の断り方まとめ【完全版】
ドアチェーンを外さない
インターホンで出たほうがいいような用件なら、対応する必要があるかと思いますが、対応するときはドアチェーン・チェーンロックは外さないようにしておきましょう。ドアチェーンを外さなければ、部屋の中に強引に入られることはないので、ドアチェーンは外さないようにして、対応しましょう。
うっかり、ドアチェーンをかけずにドアを開けることがないように、家に帰ったら、カギをかけるだけでなくチェーンロックもかけるように。
特に女性が気を付けるべきポイント
一人暮らしを女性がしている場合、なるべく外部からわからないようにして、性犯罪やストーカーから身を守るようにしましょう。
ネットショッピングなどの商品は、出来るだけコンビニで受け取る
ネットショッピングの一部サービスは、コンビニで荷物を受け取ることができます。アマゾンであれば、ファミリーマート・ローソンで受け取ることができます。宅急便の人が自宅に押し入ることはないと思いますが、どこから情報がもれるかはわかりません。「かわいい女の子があの物件のあの部屋に住んでいる」というような情報が漏れる可能性もまったくのゼロではないと思います。
公共料金の支払いは、同じコンビニでやらない
電気代・ガス代などの公共料金の支払いをコンビニでする場合は、同じコンビニで支払いをしないようにしましょう。もちろん、ネットショッピングの荷物を受けとるコンビニでは、公共料金の支払いは控えましょう。
公共料金も支払用紙の支払ではなくて、口座引き落とし、クレジットカード払いにしておけば、住所がもれる可能性も低くなるし、100円くらいの値引きや、クレジットカードのポイントも貯まるので、できれば、口座引き落としやクレジットカード払いを選びましょう。
洗濯物やカーテンの色に気を付ける
女性の一人暮らしだと分かるような洗濯物や、ピンク色などのカーテンは控えるようにしましょう。出来るだけ、女性の下着は室内に干すようにしましょう。男性のトランクスなどをダミーとして一緒に干すことで同居人がいると思わせることも出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?犯罪から身を守るために気を付けるべき行動は、今すぐ、取り掛かれることがほとんどですね。一人暮らしをすると、自分の身を守る必要がでてきます。自分自身のためにも、遠く離れて暮らしている家族のためにも、しっかりと身の安全を守りましょう。
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