
一人暮らしをはじめると、自宅にいきなり突撃してくる訪問販売や色んな勧誘の対処を、自分でする必要がでてきます。
いちいち、訪問販売や色んな勧誘をまともに対応していたら、せっかく一人暮らしで手に入れた自由な時間を無駄にしたり、必要のない物やサービスに、お金を支払ってしまい、経済的に打撃を受ける可能性も出てきます。
今回は、一人暮らしをはじめたばかりの人に役立てるような、訪問販売、いろんな勧誘の断り方を紹介していきます。
一人暮らしの便利帳の管理人は、訪問販売を1年半くらいやっていました。
目次
一番いい対処方法は居留守!
さっそくですが、自宅を訪ねてくる訪問販売、宗教などの色んな勧誘の対処方法で一番いいものを紹介します。
それは、居留守です!
当たり前の話ですが、居留守を使うと、販売や勧誘を断る必要すらありません。
居留守を使うと断り文句をいろいろと並べ立てたりする面倒な手間も、もちろんかかりません。
インターホンのチャイムが鳴ったら、モニター付きインターホンやドアについているピンホールで玄関先にいる相手をまず確認しましょう。郵便局と宅急便と友人・知人以外には、インターホンや玄関のドア越しに話す必要はありません。
居留守を使い、訪問者が玄関先を離れるのを待ちましょう。訪問者を特に気にせず部屋の中で、それまでやっていたことを続けましょう。
訪問販売、いろんな勧誘の断り方のまとめ
普段は居留守を使って対処していたのに、アマゾンで注文していた商品を宅急便の人が届けに来たと勘違いして、インターホンに出てしまった&ドアを開けてしまった・・・そしたら、うっすら笑みを浮かべたスーツ姿の男がたっていた・・・なんてことも、一人暮らしをしていると半年に1回くらい起こります。
出かけようとして玄関のドアを開けたら、訪問販売の人がインターホンを押すところだった・・・なんてこともあります。
訪問販売、いろんな勧誘の対処をしなくていけなくなった時の為の断り文句を紹介します。
きっぱり断る系
一番オーソドックスな断り方として、きっぱり「いりません」「必要ないです」「興味ありません」などがあげられます。強めの口調や無感情にいうと訪問販売する側としては、精神的にこたえます。なかには、「いらないとか、必要ないとか、そういうお話じゃないです」などと反論してくる場合もあります。その場合は、いろんな断り文句を組み合わせて断りましょう。
同業者の知り合いをよそおう系
あたりさわりの無い断り方の代表格が「同業者の知り合いをよそおう系」です。たとえば、朝日新聞の訪問販売が訪ねてきたら「おじさんが読売新聞につとめてます」「大学時代の先輩が毎日新聞で働いてますので、朝日新聞は取れません」などと断るのです。
一番、あたりさわりの無い断り方だと言えます。
忙しい系
文字通り、「忙しいです」と断るだけです。単純に「忙しい」だけだと、「すぐ終わります」「1,2分で次に行ってます」とか反論されます。反論しにくいように「今から出かけます」「今から仕事にいきます」などと本当に忙しいアピールをしましょう。
短い時間で的確なトークを駆使し、車のキーをもって出かける直前の人から申込みをもらえる凄腕もいます。
体調悪い系
風邪をひいている、熱がでているなどの、体調が悪いことを理由に断るのも、あたりさわりのない断り文句の一つです。ただ、この断り文句だと、別の日にまた訪問されることもあります。その場合は、再度、「熱がでて、寝込んでます」と言えばいいだけです。
違約金がかかります系
インターネット回線などのサービスだと契約期間の途中で解約をすると違約金がかかります。違約金を理由に断りましょう。キャンペーンでやっているキャッシュバックで相殺してください、などと言ってきても、それを上回る違約金をでっち上げて、断るのもありです。
ただ、違約金が相殺できるなら、サービス内容、料金によっては、申し込むのもありかと思います。
遊びに来ている友人をよそおう系
家に遊びに来ている友人のふりをして「友だちが買い物にいっていて、わかりません」などと断るだけです。
引っ越します系
引越しを理由に断るパターンです。明日、あさってに引っ越すと言われると訪問販売をする側としては面倒だなと思うことが多いです。
最終兵器
断り文句を連発しても、しつこいなら、「警察を呼びますよ!」と言いましょう。
たいていの場合、あきらめてくれます。
チェーンロックは外すな!!!
いかがでしたか?けっこう、いろんなレパートリーがあるものです。もちろん、訪問販売だけでなく、電話の勧誘、知人・友人からの営業活動への断り文句としても、十分に使えます。
注意点として、インターホンに出てから、ドアを開ける場合は、チェーンロックを外さないようにして、対応しましょう。しつこいというか、異常なくらい熱心な訪問販売の人は、ドアを閉められないように足をドアとドア枠の隙間にいれたりする人もいます。チェーンロックさえかけておけば、部屋の中に侵入されることはないので安心です。
訪問販売で買ったり、申し込むのもあり
訪問販売が訪ねてきたのと関係なく、自分自身が該当のサービスや商品の申込や購入を本気で考えていたりしたら、訪問販売の人から、購入・申込をするのもありだと思います。
例えば、インターネット回線の切り替えや新規申し込みを検討していたら、訪問販売の人から、申し込むのもありです。ただ、キャッシュバックの金額がネットから申し込むほうが、より多くのキャッシュバックをもらえることも多々あるので、即決するのは、やめたがいいです。もちろん、キャッシュバックの金額を調べたり、比較・検討すること自体が、面倒なら、即決でもいいと思いますが・・・
今の時代、紙の新聞を買うメリットなんてあるのか
訪問販売の代表格に新聞の勧誘があげられます。
読売新聞・朝日新聞・毎日新聞などが代表的です。
(日本経済新聞は、訪問販売はなくても、1週間無料お試しのハガキがよくポスティングされています。)
新聞で取り上げられるニュースもスマートフォンのニュースアプリで見ることも出来るし、ヤフーニュースなどのニュースサイトで十分ではないでしょうか?
新聞に載っているニュースは、情報の鮮度としては古いです。ニュースアプリやニュースサイトのほうが情報の鮮度としては新しいです。わざわざ、情報の鮮度として古いものをお金を払ってとる必要性も低いと思います。
新聞社やマスコミやメディアに就職を検討しているなら、話は変わってくるかもしれませんが、今の時代に紙の新聞をとること自体、必要ないと思います。
新聞の訪問販売のトラブルとして、以下のような事例もあります。
・強引な契約を迫り、中途解約をさせてくれない
・説明をうけていない違約金の話で脅される
・希望していない必要以上の長期契約を迫られる
などなど、詳しいことは、以下のNAVERまとめの記事を参照ください。
>>やっぱりみんな悩んでた…新聞の訪問販売トラブルが年1万件
訪問販売をする側の考え方やノウハウ暴露
訪問販売を1年半以上経験した管理人が、訪問販売をする側の考え方やノウハウをほんの少しだけ暴露します。訪問販売は、文字通り、顧客となりえる人の家に訪問して販売・営業を行います。いわゆる飛び込み営業です。
訪問販売に成功する秘訣は、訪問件数を増やすこと
訪問販売は、訪問件数をどれだけ多くできるかというのが、大事です。当たり前の話ですが、10件ピンポンしたくらいで、家にどれくらい人がいるでしょうか?曜日や時間帯にもよりますが、10件押しても誰も家にいないなんてことも多々あります。だからこそ、どれだけ訪問件数を伸ばせるかが成功のカギとなります。
まずは、玄関先に出てきてもらうことを重要視
ピンポンを押して、在宅しているのがわかったら、出来るだけ早くに玄関先に出てきてもらいます。インターホン越しにいくら話していたとしても、契約に結び付くことはありません。出来るだけ早く対面に持ち込んで、セールストークを展開するのが大事です。多少、相手が勘違いするようなトークを使うようなケースもあります。
玄関先に出てきてもらえませんか?ではなく、玄関先へお願いします。と言い切る事で玄関先に出てきてもらいやすくなります。
成約率を上げること
訪問件数をいくら増やしても、成約率がゼロであれば、まったく意味がありません。成約率を高くすることが出来れば、多くの契約を取ることができます。言い換えれば、訪問件数が少なかったとしても、そこそこの契約件数になるということです。真夏の暑い日に、歩き回りたくないですよね?出来るだけ少ない訪問件数で、契約を取るためにも、玄関先に出てきてもらった人から、契約をとれるように成約率を上げる工夫やロープレを日々、行っていました。
契約書を書いて当たり前な感じを出す
営業に関わらず、仕事や人生、全般に言えることなのですが、堂々と振る舞うことが大事です。契約書を記入するのが当たり前という雰囲気を全開にしてバックから契約書を取り出します。
重要事項は契約書にサインをしてから説明する
契約にあたっての重要事項は、契約書にサインをしてもらってから、説明します。契約書にサインしてから、やっぱりやめます、とは言いにくいですよね?重要事項の説明も、最低限やりますが、重々しくやらずに、軽くさーっとやる感じです。
もちろん、重要事項の説明を聞いてやめたくなったら、一度はサインをしたとしても、その場でやっぱりやめます、と契約書を返してもらえば問題ないです。
本当に忙しいならインターホンにすら出ない=インターホンに出るなら忙しくない
よくある断り文句に「忙しいです!」というのがあります。でも、「本当に忙しいならインターホンにすら出ないだろ?インターホンに出るということは、そこまで忙しくないんだ」と、「忙しいです!」に対して、「すぐ終わります!」「1,2分で確認して次に行ってます」とか言葉巧みに反論して、玄関先に引っ張り出します。
居留守を使おうが、在宅バレバレならピンポンを20回くらいやることも・・・
在宅率が極端に悪い地域や曜日なら、居留守を使っているのがバレバレの場合、少し間をあけながらピンポンを20回くらいする人もいます。なかなか、ここまでやる人は、少ないですが、在宅がバレバレの居留守に対して、かなりアグレッシブにピンポンを押す人も一定数います。
ざっと、訪問販売経験者の管理人が訪問販売をする側の考え方やノウハウをまとめてみました。管理人は今後、訪問販売の仕事をする予定はありません。
ただ、1年半という短い期間ですが、いろんな経験をすることができて面白かったです。ちなみに、訪問販売は、1日で辞めていく人も多い職種です。実際に1日でやめる人いました。
訪問販売・いろんな勧誘をまともに相手にすると、危険な目にあうことも・・・
訪問販売・勧誘をまともに対応していると、嫌な思いをすることもあります。
新聞の訪問販売を受けた時に断ったら、「お兄さん元気ないね、暗いよ」と捨て台詞を吐かれたことがあります。寝起きでぼけーっとしていて、玄関を開けてしまった時の出来事です。
直接、現場を見たわけではないですが、ぶっ飛んでいる奴になると、ドアの鍵穴にガムを入れる奴、インターホンをライターで溶かす奴などもいます。車のタイヤに蹴りを入れていく奴もいます。
悪い意味で驚きますよね。悪質な奴は、多くはないですが一定数は存在します。
もちろん、訪問販売をしている人、皆が皆、そういう悪い人ばかりではないです。
訪問販売をしている人を家の外で見かけた時には、真夏の暑い中、真冬の極寒の中、ひたすら一生懸命に仕事をしている姿に心を打たれ、「自分も頑張らなくては・・・」と感動することもあるかもしれません。
訪問販売への最良の対処方法は「居留守」
冒頭にも紹介しましたが、訪問販売・勧誘への最良の対処方法は「居留守」です。
居留守を使えば、断り文句をいう必要もないし、直近、新聞、インターネット回線などに申し込む予定がないのであれば、居留守を使うのは、訪問販売をしている側の為にもなります。申し込まない人に時間を使わないということは、訪問件数を増やすことにつながりますからね。