マネーフォワードとザイムを8か月使ってみて感じたメリット・デメリットまとめ

マネーフォワードとザイムを今年の2月から約8カ月間、同時に使ってみました。
約8カ月間、使ってみて分かったそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。
お金の流れを把握するのは、一人暮らしに限らず生活していくときには大事なことだと思います。
目次
管理人のマネーフォワード、ザイムの使い方
マネーフォワードも、ザイムも銀行やクレジットカード等の金融機関やサービスと連携をすることができます。
マネーフォワードの場合は、連係できる金融機関やサービスは全て連携して使ってみました。たとえば、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、セゾンカード、楽天銀行、nanaco、Tポイント、楽天ポイントなどのサービスを連携できるものは、すべて連係させました。
ザイムの場合は、金融機関との連携は、一切つかわずに、レシート撮影での入力と手入力で収入と支出を記録していきました。なぜ、金融機関との連携を使わなかったのか?はリアルタイムで入出金を把握したかったからです。詳しくは、マネーフォワード、ザイムのメリット・デメリットをみれば分かると思います。
8カ月間、使ってみて感じたマネーフォワードのメリット・デメリット
さて、マネーフォワードのメリットとデメリットを書いていきます。
まずは、メリットから。
最大のメリットは金融機関との連係ができる点です。
家計簿アプリを調べる限りでは、マネーフォワードが一番多くの金融機関、サービスと連携できています。セキュリティも信頼できるレベルのものを使っていて、安心して連携できます。
金融機関と連携できることで、毎月課金しているような生命保険や月額サービスの支出の記録を忘れずに記録してくれるので助かります。(現金やsuicaでの支出は手入力が必要です。)
クレジットカードの引き落とし金額も設定しておけば、数日前にメールでお知らせしてくれるし、外出先でスマホのマネーフォワードアプリをみれば、引き落とし金額も分かるし、クレジットカードの明細が手元になくても、いくら銀行に残高があれば問題ないのか?などもすぐ分かって便利です。
2つめのメリットは、資産内訳や資産推移やバランスシートのグラフなどがパソコンのブラウザで見れることです。(マンスリーレポート等、有料会員でないと使えないものもある)
マネーフォワードのデメリットと感じる点
マネーフォワードのデメリットだと感じる点を書いていきます。
デメリットは金融機関との連携をすることで感じた点です。それは、金融機関との連携がリアルタイムではないので、たとえば、クレジットカードで使った明細が1週間後や2週間後に反映されたりする場合もある点です。nanacoは翌日には反映されているようです。リアルタイムのデータが反映されていないデータの家計簿なので、リアルタイムに家計簿を把握したい方には、金融機関との連携はデメリットになると思います。
そして、細かい内訳が分からない点です。具体的には、セブンイレブンでnanacoを使って、700円で弁当と雑誌を買ったとすると、昼ごはん700円などとデータが反映され、700円の内300円を雑誌に使ったという点などが反映されないのです。700円を昼ごはんにするか、雑誌にするか、どちらか一方しか選択できないということです。(雑誌と弁当を別々にして会計するという手段もありますが、面倒だし、お店の人にも迷惑かもしれません)
無料会員の場合は、1年以上前のデータが見ることが出来ない点もデメリットだと思います。もちろん、有料会員であれば、1年以上前のデータも見ることが出来ます。
マネーフォワードのデメリットと感じた点は、金融機関との連携で受けれるメリットと同時に発生するものなので、なんとも言えないところもあります。
8カ月間、使ってみて感じたザイムのメリット・デメリット
今度は、ザイムのメリット・デメリットを書いていきます。
ザイムは、あえて、金融機関との連係を一切せずに使ってみました。
リアルタイムでデータを把握したかったので、こうしました。
*その点を踏まえてのメリット・デメリットです。
ザイムのメリット
リアルタイムでデータを把握できる
金融機関との連携をせずに使っているので、リアルタイムでデータを把握できます。支出が増えているのか、減っているのか予定通りなのか、リアルタイムでわかる点が魅力です。
レシート撮影が簡単
レシート撮影が非常にやりやすいです。以前のデータをもとにカテゴリも分類してくれます。手動でカテゴリも変更できるので思ったカテゴリと違うカテゴリが自動で分類されても問題はありません。だいたい1回の撮影できれいにデータを読み込んでくれます。特に撮影した画像をスマホに保存するわけではないので、スマホの容量を気にする必要もありません。
細かい内容まで分類できる
1枚のレシートで日用品と食料品をわけて分類できるので便利です。スーパーで食料品と洗剤を買ったとしても、品目ごとにカテゴリを変更できるので、10個中1個を日用品のカテゴリに設定することもできます。
ザイムのデメリット
その都度、入力が必要
リアルタイムで把握するために、必要な事なので仕方ないですが、その都度、データを入力する必要があります。レシート撮影機能があるので、そこまでの手間ではありませんが、人によってはそれさえも面倒だと感じるかもしれません。
毎月、クレジットカードで課金しているサービスの入力を忘れることも
金融機関やクレジットカードとの連携を使用していない分、毎月、課金されるようなサービスの場合、入力するのを忘れることもあります。ただ、締日の翌日くらいに一気に予定されている支出を記録すれば問題はありません。
まとめ
それぞれのアプリのメリット・デメリットというより、金融機関との連携をするかしないかで、使い方やメリット・デメリットがかなり変わります。
金融機関との連携をしたい場合は、マネーフォワードをオススメします。
リアルタイムでのデータを把握したい場合は、金融機関との連携をせずに、ザイムを使うことをオススメします。
マネーフォワードとザイムを同時に使っていると、ザイムで入力を忘れていたデータが、後日、マネーフォワードの新着入出金記録で分かったりすることがあったり、併用することでのメリットもあります。
マネーフォワードは以下のリンクから詳細が見れます。
ザイムは以下のリンクから詳細が見れます。
http://zaim.net/
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